BIM対応3Dモデル製作

Building Information Modeling

ビルディング インフォメーション モデリング

2009年、BIMが建築分野において本格的に導入され始めました。現在に至るまで、設計者や施工者はさまざまな角度からこのツールを活用する事を試みてきました。
当社におきましても早い段階でBIMに取り組み始め、設計・施工分野での活用及びエキスパート会社とのタイアップを広げ、実績を積み上げてまいりました。
BIMの活用は、2次元図面や固定的なCG・アニメーションによる従来の打ち合わせに比べ、各業者間を横断する諸問題を早急に発見し、迅速に対応・解決を図る事ができます。このことは各業者間における情報の統一化や打ち合わせ時間の短縮化を促進します。さらに、安定した設計・施工体制が確立され、施主を含め関係者に一層の信頼と安心を築くものと考えられます。

今までの承認プロセスと問題点BIMによる承認プロセスと改善点
①二次元の限界
意匠・構造・設備の関連性が表現しきれない。特に、上下階の構造体・設備機器・設備配管等の関連性を確認しづらい。
①3次元の優位性
視覚的・直感的に設計情報を把握でき、上下階の構造体・設備機器・設備配管等ばかりでなく、隠れた部分や湾曲部材など複雑な構造を立体的に確認することができる。
②図面間の相違
複数の図面での管理となるため、追加及び変更修正のたびに、膨大な量の図面を把握しながら修正する必要がある。多大な労力と修正指示の食い違いにより訂正漏れが発生してしまう。
②設計データの一元管理
BIMモデルの訂正のみで整合性が確保される。
モデルより2次元図面を切り出すことで、訂正漏れを防ぐ事ができ、干渉チェックにより図面間の不整合を無くす事ができる。
③製作工期の遅延
図面承認まで複数のチェックが必要。プロセスが逼迫し、品質・工程の遅れのリスクが高まる。
③製作工期の短縮
図面間の相違がないため、修正チェックの工程が大幅に短縮できる。
④積算業務 ・ 現寸業務が別工程
設計のみの作業となるため、その他の業務は図面が完成してからの工程となる。
④積算 ・ 現寸も同時進行
付帯設備や仮設設備を入力することにより、設計完了と同時に積算及び現寸作業が完了する。
更に、3Dデータは建築に詳しくない人でもイメージしやすく施主様へのプレゼンにも活用できる。

BIM 採用のメリットと問題点

【採用メリット】

  • トータル設計期間    ↘︎DOWN
  • 設計施工ミス      ↘︎DOWN
  • トータルコスト     ↘︎DOWN
  • 施主に対するイメージ  ↗️大幅UP

【問題点】

  • 現場関係者のBIMに対する認識の低さ
  • 間違った認識によるコストupへの不安
  • BIMに対応できる技術者の不足

【今後の展望】

現段階において、全ての案件をBIMにて対応することは現実的ではありません。
BIM化を広げるためには、2次元の図面表現からBIMの利点を生かしたより分かりやすい図面表現へと施工図自体の概念を変革することはもちろんのこと、BIMに精通する技術者の育成、BIMの長所を把握していない発注者・管理者および施工者の意識改革などの課題を解決していく必要があります。
これらの課題を解決することで、BIMによる実施設計・施工はワークフローの透明化や関連会社の一層の連携が図られ、関係者相互にメリットが得られるものと考えています。
創建構造企画はBIM化を推進することで、今後の建築業界を更なるステージに押し上げる取り組みを行っていきます。

実績紹介